2010年10月7日木曜日

30 Sep.2010

丸亀にて「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」(谷口吉生設計)、「SickeTel-キュピキュピと石橋義正-展」
琴平にて「金刀比羅宮」(鈴木了二増築)、「森寛斎特別展」
今治にて「愛媛信用金庫今治支店」「今治市公会堂」「今治市庁舎本館」(全て丹下建三設計)、「日本料理 伊藤」(藤田直矢設計)を観る。

鈴木了二氏による増築によって、既存の金比羅宮と周囲の自然とが際立って見える。現代建築の役割はこういうものだろう。
表書院の円山応挙と邨田丹陵の襖絵は一見の価値あり。小雨の降る静寂な雰囲気の中で応挙の「虎」が咆哮し、邨田丹陵の「富士」が更なる静寂を与える。時代や作風は違えど、この二者の襖絵が共存している様は貴重なことだろう。

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