2010年8月9日月曜日

8 Aug.2010

三重県立美術館「橋本平八と北園克衛展」を観る。

シンポジウムでの酒井氏の言葉の通り、平八の作品を理解するにはまだ歳月を重ねなければならない。しかし、天女、達磨、猫、石からは言葉に出来ない魅力を感じられた。また、当時の美術の流れを敏感に受け取り、自分のものにしている北園の作品は全てがツボで見応えがあった。

同時開催の戸谷成雄「洞穴体」は迫力があった。ShugoArtsで発表したものらしいが、展示室のスケールに合った見事な空間と作品だった。若人には平八よりもこちらのほうが素直に受け入れられるだろう。

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